はじめまして。
はじめまして。大阪府八尾市の河内山本駅から徒歩1分の吉﨑歯科です。当院では今年の9月から「親知らず専門外来」を開設しました。それに合わせこのコラムでは、親知らずに関する不安や疑問について、情報を発信していきたいと思います。
「親知らずがあると言われたけれど、抜いた方がいいのかわからない」
「横向きに埋まっていると言われて不安」
「抜歯は痛いのか、どれくらい腫れるのか知りたい」
「神経に近いと言われたけれど、本当に大丈夫なのか心配」
このような悩みをお持ちの方は少なくありません。親知らずは、症状がある方だけでなく、症状がない方にとっても判断が難しい歯です。痛みが出てから急いで受診される方もいれば、学校や仕事、妊娠・出産、留学、引っ越しなどの予定を考えて「今のうちに相談しておいた方がよいのでは」と受診される方もいます。
親知らずで大切なのは、「抜くか、抜かないか」をその場の雰囲気だけで決めないことです。レントゲンや必要に応じた画像検査をもとに、親知らずの向き、深さ、神経との位置関係、周囲の歯への影響、現在の症状、患者さんの生活背景などを総合的に考える必要があります。同じ「親知らず」でも、比較的短時間で抜けるものもあれば、歯ぐきを開いたり、歯を分割したりしながら慎重に進める必要があるものもあります。
また、親知らずの情報はインターネット上にも多くありますが、読めば読むほど不安になることもあります。強い腫れや痛み、神経麻痺、ドライソケットなどの言葉を目にして、「自分もそうなるのではないか?」と心配になる方もいると思います。もちろん、リスクについて正しく知ることは大切です。ただし、すべての親知らずが同じリスクを持っているわけではありません。大切なのは、怖い情報だけに振り回されるのではなく、ご自身の親知らずがどのような状態なのかを確認することです。
当院では日本口腔外科学会認定の口腔外科専門医・認定医による、親知らず専門外来を開設しております。口腔外科専門医は日本の歯科医師数約10万人の内、わずか2000人程度です(約2%)。できるだけ専門用語を避け、患者さんご自身の不安を取り除けるような説明を心がけていきます。
このコラムを通じて少しでも多くの方の、親知らずに対する不安を解消できればと思います。「自分で解決するための記事」ではなく、「相談する前に不安を減らし、必要な知識を持って受診するための記事」として読んでいただければ嬉しいです。
これから、親知らずや口腔外科に関する情報を自分の臨床経験や学術的な見解に基づき、少しずつ発信していきます。気になる症状がある方、以前から親知らずを指摘されている方、抜歯を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
公益社団法人日本口腔外科学会認定の口腔外科専門医・認定医
八尾 親知らず専門外来|𠮷﨑歯科
吉﨑亮介